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「みかづき」森絵都


図書館予約待ちでやっと順番がきた(^^;)。
塾業界に携わる家族三世代の昭和から平成の
今に至るまでの物語。
聞き慣れた実在する塾の名前も出てきて
今でこそ学校にとっても塾の存在は無視できない
状況だけど、塾の認知度がまだ低かった時代は、
学校の敵のように扱われていたこと、塾の形も
復習型がメインであったこと、それから進学塾に
形を変えていく様がよく分かる。
そして教育に対する家族それぞれの思いも深い。
「常に何かが欠けている三日月、教育もそのような
ものであるかもしれない。欠けている自覚が
あればこそ、人は満ちよう満ちようと研鑽を
積むのかもしれない」
このメッセージがとても印象的。
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「僕は、そして僕たちはどう生きるか」梨木香歩

一度読んだはずなのによく覚えていなかったので再読。

集団という群れの中で、迷いながら自分の生き方を
考える14才の主人公コペルくん。
タイトルの「僕は…」はある若者が兵役から逃げ、
戦争が終わるまでの日々をたった一人洞窟の中に
こもり、考え続けていたこと。
一番印象的だったのは親友のユージンのペット、
コッコちゃん…(>_<)
その場の周りの雰囲気に異を唱えることができず
ユージンの心まで壊してしまったことへの罪悪感。
集団の中でも「違和感」を覚える力の大切さ。
群れは時に危うい方向へ進んでしまう…それでも…
「人が生きるために、群れは必要だ。
ゆるやかで温かい絆の群れ。
人が一人になることも、離れることも認めくれる、
けど、いつでも迎えてくれる。
そんな「いい加減」の群れ。」
私たちは日々群れの中で生きている。
大切なのは考え続けること。

「バカ丁寧化する日本語」


お正月休みに読んだ一冊。
「バカ丁寧化する日本語」野口恵子
~敬語コミュニケーションの行方~
著者は日本語・フランス語教師。
言葉は時代と共に変化すると言われる中で、
日本語の敬語コミュニケーション、敬語の誤用に
ついて書かれた一冊。
まず取り上げられているのは「させていただく」
という表現。
『「させていただく」は本来、私が何かをする、
それはあなたが許可してくれたからで、ありがたいと
思っている』という意味をこめて使われるのだとか。
あまりに多用され過ぎてかなり一般化しているので
違和感を感じない場合も多いかも。
私自身、日本語教師の端くれとしては考えさせられる
ことがいろいろあった。
TVなどで役者さんが「今度舞台にださせていただく」
「新曲を歌わせていただく」などなど、そこまで
へりくだらなくても…と思うことが私もあったし、
政治家さんの街頭演説でもしかり。
敬語は難しい。私ももっと勉強しなくては。

「美しいをさがす旅に出よう」


芸術や建造物、自然など世界には「美しい」ものが
たくさんあるけど、その「美しさの感じ方」には
時代や文化の背景があってそれぞれに価値観も違う。
私たちにはよく分からないような民族の慣習も
彼らにとっては美しいものであり、そういった
美しさの感じ方が多様にあることに気づかされる。
かつては工場の廃墟でしかなかったものが、今では
ライトアップされ美しい夜景群となっているのも
時代が変わりものの見方で新しい発見となる。
フランス南部には「シュヴァルの理想宮」という
個人がコツコツ33年、石を積み上げた建築物が
あるんだとか。
なんだか不思議な建物で実際に見てみたくなった。

映画「仁川上陸作戦」

今回の目的でもある映画「仁川上陸作戦」。

「1950年9月、成功確率1/5000、戦争の歴史を変えた
仁川上陸作戦を成功させるため、全てをかけた
隠れた英雄たちを描いている」
戦争映画は苦手で、しかもオール韓国語…
ちょっと途中で寝てしまったんだけど(^^;)、
復活して最後まで観る。
後から、友達に色々解説してもらったんだけど(^^;)。
同じ民族なのに戦わなければいけないというのは
やっぱりむごい。彼らを待つ家族がいて、
家族を守るために戦っているのに。

イ・ジョンジェもイ・ボムスも良かった!
戦争(スパイ)映画は怖かったし、疲れたけど(^^;)。
ラスト、作戦が成功しソウル奪還。
晴れの軍人の中に我が子を探すオモニの姿が
とても悲しかった。

Extra

プロフィール

ジョン太

Author:ジョン太
北九州在住の専業主婦。
夫タオと子ども2人の4人家族。
(ユースケ16歳・シュンヤ11歳)
美味しいもの大好き、
日々感じることを
あれこれ綴っています。

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